デジタルトランスフォーメーション(DX)の進め方

デジタルトランスフォーメーション(DX)が話題になっています。元々経済産業省が打ち上げたお役所の造語で、中小企業としては「デジタル化」や「IT化」とほぼ同義語です。少々異なるのは、「効率化」だけでなく「新たな価値の創造」が入っている点です。

 

中小企業、特に小規模企業での取り組み方としては、以下のステップが考えられます。

 

①データのデジタル化(紙からデータへ)

②処理プロセスのIT化(経理処理、給与計算等のシステム化)

③各企業の課題の洗い出し。

④各々の課題について、データを使って、解決の方向性を把握できないか検討する。

 

③の例としては、売れ筋の製品や商品は何か、利益率の高い製品は何か、社員の生産性に影響するファクター(職場環境、コミュニケーション他)は何か、等々です。社内のデータと気象データ、市場データ等の外部データとの相関性を試してみることも、課題の解決につながる場合があります。

 

まずは、試してみることが肝要です。

 

(入谷和彦)