京浜工業地帯の中小製造業の経営者の悩みや直面している課題は次の3つであるというアンケート結果がでています。
1.営業力強化と販路開拓(ビジネスマッチング)
2.人材確保・育成
3.事業承継
今日は上記の販路開拓(ビジネスマッチング)について考えていきたいと思います。
従来の販売先や得意先からの受注が減少し、それを補うすべがない経営者は、どうやって、受注を増やすか、頭の痛いところです。
ある経営者との面談で、ホームページを見た新規の企業から問い合わせが来て、プラスチック成形の試作品を作ってもらえませんかとアプローチがあったとのこと。
ホームページも結構効果があるんだという実話です。
私は新たな得意先との出会いに一番有効な手段は「展示会」だと確信しています。
展示会では多くの会社のブースで商談の糸口が見つかります。実際に会ってみて話をすることが一番です。新型コロナの影響で、「展示会」が中止になったり、縮小され、オンラインになっている現状は残念でなりません。
「展示会」が1番と確信している私ですが、2番は何かというと「マッチングサイト」の有効活用です。ここに無料で利用・活用できる3つのサイトを紹介します。
(1) ビジネスチャンスナビ2020 https://www.sekai2020.tokyo/bcn/
東京都のシステムですが、全国35,000社の企業が登録活用しています
(2) J-Goodtech(ジェグテック) https://jgoodtech.smrj.go.jp/pub/ja/
(独法)中小企業整備基盤機構のシステム。
国内企業だけでなく、海外企業とのマッチングも可能
(3) ザ・ビジネスモール https://www.b-mall.ne.jp/
商工会議所会員間のマッチングサイト
まずは登録から始めてみてはいかがでしょうか。きっと新たな世界が見えてきます。
(滝沢典之)